園案内

園案内

公立保育所から民間保育園、保育園からこども園へ

アトリオ…地域で暮らす子どもたちが、伝承される焼き芋会や餅つき会、ミニうんどう会を当園で経験、園庭開放日は公園代わりにし保護者も集う場所である。
乳児棟と幼児棟の間にある中庭が、双方の顔の見えるあそび場である。
住宅街の中にあり、安全で安心して遊ぶことのできる中庭(スペイン語で、アトリオ)的存在であり、地域の子育て支援の中核施設である。
とねやま…公立保育所時代の子どもや保護者の思い(刀根山保育所)と刀根山地域の名を残す。
ひらがなにする事で、柔らかなちいさな子どもたちがいるイメージを持つ。
園 …(所)は、施設イメージが強く、(園)は丸いイメージであり、ふんわり感がある。
令和元年、みなみおかと共に保育園から保育と教育を兼ね備えた「こども園」に生まれ変わる。保育・教育とする家庭への子育て・保育支援・地域の皆様の交流の場の提供、そして、乳幼児期の保育・教育の園(その)として活動。

生まれ変わった園舎

蛍池の3分の1の埋め立てに建ち、木造、ロッジ風の平屋建て。
テラスとベンチに囲まれ、園庭まで続く中庭がある。園庭には、紅葉・樫の木・ムクの木・目薬の木、柿・ブルーベリ・ビワ・ザクロ・キンカン・カリンが実る。
園舎は、どこからでも見えるガラス窓がいっぱい。風と光を自然に取り入れたシックな造りで、落ち着きのある保育室。各部屋には出窓があり、絵本を読んだりおしゃべりをしたり。
幼児組室には、子どものすみかである小部屋が造られ、友だちと群れる。
園庭には、ブランコやうんてい、鉄棒、様々な遊びの機能を持つ大型遊具が設置され、年齢に合った遊びを楽しむ。
また、広い園庭の隅を利用した畑では、様々な野菜を作り、給食に出し食べる。
夏は、ゴーヤの日差し除け、秋は干し柿と風情ある情景が繰り返されている。
子どもたちは、四季折々の変化、沢山の自然を体と心で感じている。

保育・教育について

12時間開園のなかで、生後6か月児から就学までの子どもが暮らす。(各年齢別)
年間、月、週、日ごとの保育計画をたて、日々の保育を進めている。
幼児組は9時から14時までを教育時間とし、乳児組は10時から11時まで年齢にあったテーマを設定したあそびをする。
そこに、同じ遊びをすることで共通感を持ち、共に学ぶ姿勢を育てる。様々な遊びを通す中で、自分の好きな遊びを見つける機会であったり、友だちと一緒だから苦手を克服する力を養ったり、気が付けば自分の得意を見つけ、みんなに認めてもらう場でもある。

異年齢

朝夕は、全年齢の子どもたちの自然なかかわりのある保育(合同)をする。その中で、年長児は、巧みな遊びを広げ、年少児が真似、その遊びを試す。時には、年少児の遊びからヒントを得た年長児が新しい遊びを生み出すなど、変化のある毎日である。
幼児組(3歳児・4歳児・5歳児)は、月1回から2回、「わいわいデー」と名をつけ、縦割りクラス(りんご・ばなな・ぶどう)をつくり、保育計画案にのって、保育を進めている。
日頃の遊びを〝うんどうかい〟や〝せいかつはっぴょうかい〟で披露し、各年齢の子の活躍する姿を見せる。
時にはもめ事が起こり、大人が間に入り、解決に導く。導きの中に、いろいろな方法を大人が教え、人生の先輩として関わることを大切にしている。その関わりを積み重ねながら、子どもに「その方法で良いか、考えよう」と話す。そこで、小さいながらも子どもたちは、一生懸命に考え、人との関わる大切さを学んでいく。
乳児組は、その年長児の遊ぶ姿を窓から見ながら、憧れのまなざしで拍手をする。
年少児たちも年を重ねるごとに、今の年長児のようになると信じている。

体づくり

車社会になり、(どんどん歩く機会が少なくなったからか)子どもたちは、転ぶと顔面の怪我が多かった。そこで、身を守るからだ作りを目指して、運動遊び「ザ・チャレンジ」を取り入れる。そこには昔に比べ、運動の機会が少ない保育者の育ち、運動能力の違いがある。
保育者も子どもも一緒に育つようにと願って、運動遊び専門の指導者に、月1回の保育を受ける。子どもたちは、年々身の熟しが上手くなり、自分の体を守り、大きな怪我が減ってきている。

園周辺地図

アトリオとねやまこども園

住所:豊中市刀根山町4-1-1  電話番号:06-6843-6000

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